訪問のご紹介
こんにちは。訪問部です。
私は夏が大好きなのですが、今年の夏は雨が多く夏らしくなかったですね。
毎年夏はこのスタイル(ヘアバンド&汗止め)で頑張ってきた院長ですが、今年は空調服を導入して
夏を乗り越えました。
来年もお楽しみに・・・。
訪問は体力勝負です。
訪問部は年齢層高めですが、日々頑張っています。
訪問歯科診療とは要介護高齢者や寝たきり、歩行困難など、通院が難しく、歯科治療が必要な方に
自宅や施設に訪問し、歯科治療を行うことです。
高齢者の場合には、歯に関する問題をたくさん抱えているにも関わらず、受診率が低く、治療や口腔ケアが
受けられていない状況があります。
80歳で20本の歯を維持できている方は約20%といわれ、その多くは食べ物を咀嚼する機能の改善が必要だと
されています。
なかでも、入れ歯などの不具合から食欲が低下し生きる気力までも失ってしまうこともあります。
口腔内の健康を維持することは大切なのです。
早期発見・早期治療はもちろん日頃からの定期的なチェックは欠かせません。
訪問歯科診療では、①診察 ②口腔ケア ③リハビリテーション の3つを軸にお口の健康を維持し
食べることの楽しみを感じていただくことが、大きな役割となります。
口は体の入り口であり、空気や食べ物はもちろん、病気を引き起こす病原体などの異物も入ってきます。
通常は唾液の持つ成分が口腔内にある汚れや細菌などを洗い流します。
しかし加齢や薬剤の副作用、病気などによって、唾液分泌量の低下が起こりやすくなったり、口腔ケアが
不十分であったりすると、口の中に付着しているウイルスや菌などが活動しやすい環境を作ってしまいます。
適切な口腔ケアを行うことで、インフルエンザの発症率が10分の1になるという研究結果もあるそうです。
当院でも昨年、障害者施設、老人ホームで「インフルエンザの発症0」と嬉しいお言葉をいただいています。
口腔ケアは虫歯や歯周病だけでなく、様々な感染症を予防する働きがあるのです。
口腔内の清潔を保つことは一般的に習慣化された当たり前の行為です。
口腔内の汚れや歯垢除去を目的とし虫歯や歯周病予防として行われています。
しかし口腔ケアは口腔内を清潔に保つだけではありません。
口から食べ続けるために、嚙む力を維持し、改善することが必要です。
いつまでも食事を美味しく食べ続け、健康であり続けるために口腔ケアは非常に重要ね役割を担っています。
特に高齢者は加齢に伴う口腔内のトラブルが少なくありません。
汚れた唾液を誤嚥することで、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまう恐れがあり、今では口腔内の細菌は
全身の病気に繋がると言われています。
お口のことでお困りの方は、ぜひしげずみ歯科までご連絡ください(⌒∇⌒)