お口の体操で健康な身体に(⌒∇⌒)
こんにちは。歯科衛生士の宇津宮です。
今回はこの時期にピッタリなお家でできる簡単な健康法をご紹介したいと思います。
まだまだ寒い日が続き、体調が優れない方も多いと思います。
風邪予防には、うがい・手洗いはもちろんの事【あいうべ体操】も実は効果があるのです。
【あいうべ体操】とは今井一彰先生が考案された口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な体操です。
食後に10回、1日30回を目安に地道に続けると、舌力がついて自然と口を閉じることができるようになります。
口呼吸の改善はあらゆる病気の原因治療につながります。
あいうべ体操をしっかり継続している人は自然に鼻で呼吸ができるようになり、アレルギー性疾患等の
症状が改善していくことがあります。
1日30回を目安に毎日続け、30回を朝・昼・夜で10回ずつで分けてすると良いです。
声は出しても出さなくても構いません。
そして、あいうべ体操を毎日続ける事で色々な効果が得られます。
➀口呼吸の予防と改善
通常正しい舌の位置は舌が上の顎のくぼみにくっついている状態です。
ところが舌の筋肉が衰えてくると、舌の位置が徐々に下がり自然と口が開きやすくなってしまいます。
あいうべ体操を行うことにより口呼吸を改善することで様々な効果が得られます。
《口呼吸を改善すると得られる効果》
・免疫力UP
・ドライマウス、口臭の改善
・いびきの改善
・虫歯や歯周病リスクの低下
口呼吸は乾いて冷たい、そしてきちんと異物が濾過されていない空気を体内に入れ込んでしまいます。
これがインフルエンザや風邪の発症に大きく関係しています。
体にとっては優しく空気を取り込む鼻で空気を取り込むことが健康につながります。
②脳の活性化
舌には脳に直接つながっている神経があり舌を動かすことで脳を刺激し、活性化します。
③お顔のむくみの解消
血行が促進され、お顔の引き締め効果やリフトアップ、むくみ解消の効果があります。
④しわの解消
お口の周りや舌の筋肉を鍛えることで、しわの解消にも有効です。
【あいうべ体操】はこのようにとっても魅力的な口元のトレーニングなのです。
新型コロナウイルスが猛威をふるっている中インフルエンザや風邪予防もしていかなければなりません。
あいうべ体操を幼稚園や小学校、施設でも積極的に取り入れ、集団で予防しているところも増えています。
実際に発症率の低下もみられているそうです。
小さなお子様~お年寄りまで気軽にできる【あいうべ体操】を皆様もぜひ生活の一部に取り入れてみては
いかがでしょうか??
このつらい時期を一緒に乗り越えて健康な身体を作っていきましょう(^▽^)/