『腸内フローラ』を整えよう!!
こんにちは。歯科衛生士の穴井です。
暑さの厳しい日が続いていますが、皆さん体調は崩していませんか??
それに加えてコロナウイルス感染症も過去最高の陽性率になってきています。
基本の手洗い・うがいはもちろん大事ですが、腸内環境を整えることも感染予防の1つになります。
最近『腸内フローラ』という言葉をよく耳にすると思いますが、どのようなものかご存知ですか??
腸内フローラの正式名称は腸内細菌糞といいます。
腸内に潜んでいる細菌は菌種ごとの塊となって腸の壁にびっしりと張り付いています。
この状態が品種ごとに並んで咲くお花畑にみえる事から『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。
【腸内フローラの役割】
➀消化・吸収できなかった食べ物をからだに良い栄養物質へと変換。
②腸内の免疫細胞を活性化し、病原菌などから、からだを守る。(腸バリア機能) ⇒⇒⇒それにより歯周病の重症化を防ぐ。
③腸内フローラのバランスを保ち、健康を維持する。
【腸内細菌は大きく3つに分類されます】
➀体に良い働きをする「善玉菌」→乳菌や酢酸などを作り出し、腸内を弱酸性に保つ。
②体に悪い働きをする「悪玉菌」→毒性物質を作り出し、腸内をアルカリ性にする。
③どちらにも属さない「日和見菌」→善玉菌・悪玉菌の優勢な(多い)方に味方し、同じ働きをする。
バランスは 善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7 が理想といわれています。
腸内環境をコントロールして日和見菌を善玉菌の味方につけましょう(^▽^)
健康を保つためにはビタミンが重要なので、サプリメント等でビタミン補給する方も多いと思いますが
実は腸内で「腸内細菌」たちがビタミンを作っています。
腸内細菌は以下のビタミンを作り出すことがわかっています。
・ビタミンB1(チアミン)・・・糖質の分解を助ける。精神を安定させ、成長を助ける。
・ビタミンB2(リボフラビン)・・・細胞の再生やエネルギーの代謝。健康な皮膚や髪、爪をつくる。
・ビタミンB3(ナイアシン)・・・糖質、脂質、タンパク質の代謝に関わる。
・ビタミンB5(パントテン菌)・・・ビタミンB3の働きに加え、免疫に働きかける。
・ビタミンB6(ピリドキシン)・・・健康な皮膚を作る。
・ビタミンB7(ビオチン)・・・髪や皮膚の健康を助ける。
・ビタミンB9(葉酸)・・・貧血予防
・ビタミンB12(コバラミン)・・・貧血を防ぐ
・ビタミンK2(メナキノン)・・・骨の代謝に関わる。
腸内細菌は大切なビタミンの合成に関わっています。
なので、腸内細菌のバランスが乱れるとビタミンの供給が減ってしまいます。
腸内バランスを整えるには・・・
★毎日の食生活で「腸内フローラ」を整える★
善玉菌を含む物(発酵食品、整腸剤等) × 善玉菌のエサとなる物(食物繊維、オリゴ糖等)を一緒にとる。
★自律神経の乱れを整える★
➀睡眠不足の解消
②疲れ・ストレスの解消
免疫機能の70%は腸に集まっていると言われています。
腸内環境が乱れると免疫機能が低下し、感染症にもかかりやすくなってしまいます。
ただ、すぐに食事や生活習慣を改善するのは難しいと思います。
そんな時におススメしたいのが、乳酸菌生成エキス【アルベックス】です。
腸内フローラは一人一人違うので、一人一人に合う乳酸菌も違います。
相性の良いものだけが付着、定着、増殖するため、やみくもに生きた乳酸菌を摂取しても、合わなければ
定着せずに排出されてしまいます。
効率的に乳酸菌を活用するためには、生きた乳酸菌を摂るのではなく、自分自身の乳酸菌を増やすことが
大切です。
【アルベックス】は自分の乳酸菌を増やし、綺麗な腸へと導きます。
➀便秘がつらい ②下痢になりやすい
③アレルギー体質 ④花粉症がつらい
⑤お肌の調子が悪い ⑥歯周病になりやすい
※このような症状がある方は是非飲んでみてください。
当医院で販売しています(⌒∇⌒)
私も飲み始めて3年以上経ちますが、便通も良くなり風邪をほとんどひかなくなりました。
あとはよく噛む事も消化の負担を軽減し、唾液の分泌量も増えるので30回以上は嚙むようにしましょう。
唾液は消化酵素を持ち、さらに活性酸素を除去する酵素も含まれているので、老化防止にもつながります。
みなさん、腸内フローラを整えて感染症に負けない身体づくりをして、元気に過ごしましょう!!