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【サルコペニア・フレイル】って何??

こんにちは。訪問部です。

1年ぶりのコラムです。去年も夏が終わろうとしていた時期でした。

去年はヘアバンド&空調服を身につけ診療していた院長でしたが、今年は「ヘアバンド・・・」と

言いつつ、使用せずに汗ダラダラの中診療を行い、夏を乗り越えました!!

なので、今年の院長のファッションはありません。

ですが・・・。8月末、看板がリニューアル致しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は今話題の「サルコペニア・フレイル」って何??についてお話します。

『サルコぺニアは「加齢による筋肉量の減少」、フレイルは「虚弱」を意味しています。

超高齢社会の中、健康寿命を延ばすために注目されている言葉です。』

サルコペニアとは、「筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態」を示す言葉です。

サルコペニアは特に身体機能障害や転倒のリスク因子になり得るとされています。

一方、フレイルとは「加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態」を

示しており、いわゆる「虚弱」です。言い換えると介護が必要になる前段階とも表現できます。

サルコペニアが筋肉量の減少に置いているのに対して、フレイルの方が体重減少、倦怠感や活動量の低下などの

項目が入っており概念が大きいと考えられます。

どちらも原因として加齢や栄養不足、身体活動量の低下、さまざまな疾患の合併などが挙げられます。

さらに、サルコペニア(筋力の低下)がフレイル(虚弱体質)に繋がるなど、二つの状態はお互いに

関連しあっています。

対策としてはバランスの良い食事をしっかり摂取すること、適切な運動を行うことです。

具体的には筋力の低下をさせないために筋肉の素となる栄養素であるタンパク質やアミノ酸を積極的に

摂取するようにしましょう。

運動に関しては、筋肉に負荷をかけて行う運動が効果的であるとされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に「オーラルフレイル」

どんなに年をとっても好きな物、美味しい物を食べたいですよね。

オーラルフレイルとは歯の数が減り、嚙んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰える事を

指し、早期の重要な老化のサインとされています。

嚙む力や舌の動きの悪化は食生活に支障を及ぼしたり、滑舌が悪くなることで人や社会との関わりの減少を

招くことから全体的なフレイルとの深い関係性が指摘されています。

オーラルフレイルが進むとフレイルの状態に陥りやすくなり、要介護のリスクが高まります。

また誤嚥性肺炎のリスクも高くなります。

口腔ケアはもちろんのこと、口腔機能を維持するためのトレーニングも行いましょう。

当院では口腔機能低下の悪い患者様には、お口・舌の体操、唾液腺マッサージ等、その患者様に合わせた

トレーニング(リハビリ)を行っています。

お悩みのある方は是非とも当院までご連絡ください(^▽^)/

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