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コラム
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お口ポカーンを治そう!!

こんにちは(⌒∇⌒) 歯科衛生士の吉浦です。

今年は初詣のおみくじで大吉が出てHAPPYな予感です★

健康には気をつけて今年1年もがんばっていきましょう!

 

さて突然ですがお子様のお口がポカーンと開いてるのが気になることはありませんか??

お口ポカンとは専門的な言葉でいうと「口唇閉鎖不全症」といいます。

早期に改善すれば、小児の健全な発育と将来のメタボをはじめとする生活習慣病の予防に繋がります。

 

原因は口の筋肉(口輪筋)が弱いことが多く、その他に歯並びの悪さ、舌に癖、鼻の病気などがあります。

ポカーンと口が開いてしまうとどんな悪影響があるかというと・・・

➀歯並び・姿勢が悪くなる

口呼吸では、唇や頬の筋肉による外側からの圧力がかからないため、出っ歯や受け口などの原因になってしまう

こともあります。

また顎が下がり、舌を前に突き出すようになるため猫背になりやすく姿勢が悪くなります。

②いびき

口呼吸はいびきの原因にもなるため熟睡できず、疲労もなかなかとれなくなります。

③虫歯・歯周病・口臭

口の中が乾燥することで、ニオイの原因となる細菌が増え、口臭が強くなります。

また汚れを落とす唾液の分泌が減り、虫歯や歯周病になりやすくなります。

④ウイルス感染

鼻呼吸は鼻がフィルターの役割をしてウイルスの侵入を防いでくれますが、口呼吸はウイルスが体内に

入りやすく、インフルエンザやコロナの感染リスクが高くなります。

では、このお口ポカンを予防するためには???

口輪筋(口の周りの筋肉)を鍛えるトレーニングを行います。

しげずみ歯科では日本小児歯科学会と松風が共同開発した口唇閉鎖力測定器【りっぷるくん】を採用しています。

そして【りっぷるトレーナー】を使用して、ご自宅でお子様が口輪筋を中心とした表情筋を鍛えるトレーニングを

取り入れています。

りっぷるトレーナー以外にも

➀あいうべ体操・・・舌の筋肉や口元の筋肉をきたえる。

②スポットポジション・・・舌の正しい位置を意識する。

③ポッピング・・・舌を持ち上げる。

④スラープ、スワロー・・・嚥下(ものを飲み込む)などがあります。

詳しいトレーニング方法は、来院時にお子様と保護者様にしっかり説明させてもらいますね。

 

このように、おうちでトレーニングを頑張っていただき来院時にどれくらい閉鎖力がついたかを、りっぷるくんで

測定して、結果をみていきます。

実は、うちの末っ子も現在りっぷるトレーニング中!!

お口ポカンが気になっていて、「口!!閉じて!!」と、よく注意していたのが最近は注意することが、かなり

少なくなり、効果を実感しています。

お子様の将来のためにも、お口ポカンが気になったら、是非一度ご相談くださいね(⌒∇⌒)

 

 

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